「もの忘れ」と「認知症」の見分け方

老化対策

認知症は完治しません

動作の一つひとつが遅くなったり、人の名前を思い出せなくなったりと、人は年をとると共にあらゆる機能に衰えが見えるようになります。
しかし、一連の症状が年相応な衰えによるものなのか、それとも認知症を発症しているのか。そのどちらかで今後の対応は大きく変わってきます。

基本的に認知症は完全な治療法がありません。
そのまま放置してしまうと、コミュニケーションを取ることが難しくなり、徘徊や暴力といった危険行為にまで発展する恐れがあります。
一方で、完治が困難ではあるものの、早期に認知症を発見し適切な処置をすることで認知症の進行を大きく遅らせることが可能です。

認知症はシニア世代の人ならば誰しもが敏感なテーマとなってきています。
それゆえ日常生活の中で起こる「財布をしまった場所が思い出せない」「テレビに出ているタレントの名前が出てこない」といったもの忘れをした場合に、もしかしたら自分が認知症の初期症状では? と疑心暗鬼になる方もいるのではないでしょうか。

こう言ったもの忘れは年齢を重ねてくれば誰しもに現れる現象なので、心配する必要はありません。
しかし、過去に体験した内容の一部分が思い出せないのではなく体験したこと自体を忘れてしまう場合や、現在進行形でおこなっている動作の目的そのものを思い出せなくなるようでは、認知症の予兆と言えます。

たとえば、「夕食に何を食べたのかを思い出せない」 → もの忘れ。
「食事した事実を思い出せない」 → 認知症。

「買い物に出かけ、何を買うのかを忘れる」 → もの忘れ
「買い物に出かけ、途中で外出した理由を忘れる、また自分の居場所がわからなくなる」 → 認知症。
このように分けて考えるとイメージしやすいでしょう。

認知症の見分け方

認知症

高齢者と一緒に暮らしていると、普段の会話、動作の中で異変に気づくシチュエーションがいくつかあります。
同居している場合は、細かな変化を敏感に察知することができます。
では、ご両親と離れて暮らす場合はどうでしょうか? ここでは離れて暮らす高齢者の異変を気づくポイントをお知らせします。

久々に家に行くと部屋がホコリだらけだったり、洗濯物が山積みだったりと、身辺の整理・整とんがきちんとできなくなっているような場合は注意が必要です。
こちらの話しかけに対しても、返答に時間がかかったり、ポカンとうわの空だったりする場合も認知症の初期症状の疑いがあります。

高齢者の一人暮らしならば一日中誰とも会話をしない日もあるでしょうし、脳への刺激が少なくなるとその分だけ認知症の進行が早くなることもあります。一緒に暮らしているからこそ気づくこと、離れて暮らしているからこそ気にかけなければいけないこと。
各家庭によって事情は異なるでしょうが、高齢者を抱える家族にはさまざまな配慮が必要なんです。

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