人生の先達に学ぶ「終活観」

終活一般

少子高齢化と終活

終活という言葉が広がりを見せています。
2009年頃から登場した言葉で、人生の終わりについて、自分でその最期を決定し、出来る限り近親者の迷惑をかけないようにして行くためものです。

少子高齢化が問題になる前までは、終活は行われることはほとんどありませんでした。
なぜなら、一組の夫婦から10人の子供が生まれることも珍しくなく、自分が死んでもそれほど残された側に負担はかからなかったのです。

しかし、最近では子供が一人しかいないことも当たり前になり、死後は子供に大きな負担がかかるようになりました。
また、大企業の役員ともなると、社葬が行われることもあるかもしれませんが、そうでない人が大半を占めるため、一般的には葬儀は近親者の手によって行われます。

戦後の高度経済成長期を生きてきた団塊の世代は、モノがあることが豊かであるという思いが強く、死後に莫大なガラクタを残してしまいます。
本人にとっては宝物でも、残された側にとってはそうではないこれらの荷物を、子供が一人もしくは二人で片付けなくてはならないんです。

そのような負担を軽減するためにも、終活は生まれました。認知症になったとき、寝たきりになったとき、そして昏睡状態になってしまったとき、自分をどうしてほしいか、あらかじめ元気なうちに希望を書き残しておくことなども、終活の目的のひとつです。

やり残したことは何ですか?

40代 旅行

終活を行おうと思っている人、行っている人のうち、56%が、「これまでの人生でやり残したことを行う」を希望していました。全体の60%もの人が、「人生でまだやり残したことがある」とも回答しています。

やり残したことは何か?圧倒的に多かったのが「旅行」でした。世界一周や夫婦での二人旅、海外旅行など、37%もの人が、やり残したこととして旅行を挙げていました。旅に出るなら元気なうちです。

次に多かったのが、子供や孫に関する内容です。
子供の結婚や孫の成長を見届けたいなどの人が13%おり、自分の血を分けた子供や孫を、最後まで気にかける様子が見て取れます。後悔しないためにも、やり残したことがないように、今の人生を精一杯生きてみませんか。

40代からでも終活は可能です。
いまのうちに自分の身辺を整理して、心と体と周辺環境を軽くしておきましょう。
体が元気なうちに、やりたいことはやり尽くしておきましょう。
あとあと後悔しないためにも、自分の生きてきた証をエンディングノートに刻むことは、とても価値あることです。

人生が100年にもなりつつある時代です。
終活はこれからもブームとして続いていくでしょう。
多くの人がより良い最期を迎えて、気持ちよくこの世を去れるように、終活は必要なのです。

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